【2024年版】 文化服装学院生に聞きました!
おしゃれZ世代のホンネ グループインタビューレポート
本グループインタビューは、 文化服装学院ファッション流通科ファッションプロモーションコースのご協力のもと、
文化服装学院の在学生 = ”おしゃれZ世代” を対象に、コミュニケーションやファッションの「リアル」を知るため企画しました。
本年7月に、文化服装学院在学生1,031名が回答したWEBアンケートも実施しています。
本グループインタビューには、文化服装学院ならではの個性ある学生が集まり、アンケートでは見えない行動のウラ・ホンネも掬い上げています。
おしゃれZ世代を知る一助として、このレポートをぜひお役立て下さい。
調査概要
- 調査手法:グループインタビュー
- 調査対象: 文化服装学院ファッションプロモーションコースの在学生 計4組18名
GROUP01:5名
GROUP02:5名
GROUP03:5名
GROUP04:3名 - 調査期間: 2025 年 7月7日・7月9日
- 調査企画・実査: ㈱双葉通信社
- 協力: 文化服装学院ファッション流通科ファッションプロモーションコース
Insighits
徹底した「自分基準」~「好き」「納得」重視
- 「好き」「納得できる」「無理なくその時の自分に合った選択をする」ことを重視。
- 話題になり始めたモノ・コトはSNSや友達との会話からキャッチし、一部は取り入れている。ただ「周囲では人気だけど私は違う」と線を引く発言が目立った。トレンドが個別化・細分化している。
- 「かぶりたくない」「流行りに乗ったと思われたくない」「王道を真似したくない」という発言が頻出したが、強く個性を主張したいというよりも、「その時々の“好き”に忠実な、自立した感覚をもった人でありたいし、そう評価されたい」。
ナラティブに価値がある
- アクセサリー、バッグチャームやリバイバルキャラクター、タンブラーなどは、「好き・かわいい」だけでなく、「これを持つ意味がある」「自分だけにわかる理由やストーリーがある」ことで愛着を感じている。
- ナラティブ=“好きな理由・物語を語れること”が、そのモノや行為の価値になっている。
一見「目的志向」だが「セレンディピティ(予期せぬモノ・コトとの出会い)」にも反応
- ショッピングやSNSの使い方には「目的志向」が強く見られ、”タイパ的行動”が目立つが、”タイパ”を目指しているわけではない。
時間・お金など限りあるリソースの中で、「納得できて自分が心地いい選択」をした結果となっている。 - 普段のショッピングは目的買いが基本だが、一方で”一目ぼれした瞬間”や“今・この場でしか手に入れられないこと”には即決で支出する。
また、そうした出会いの際に出せるお金もある。
ファッションアイテム購入のトリガー





