「FABCO」とは?
「ファッション」「メディア」「消費者」にフォーカスした、双葉通信社オリジナルのインターネット調査です。
*ファッション編・ジュエリー編 各年1回実施
FABCOでわかるデータと活用例
- ブランド認知率・購入経験率・購入意向率
- ブランドユーザープロフィール
- 性年代別接触メディア分析(SNS・デジタル・雑誌)
- 商業施設利用者分析
- 生活者のファッション意識
上記のほかにも、お客様のニーズに合わせた分析の上、各種プロモーションへの活用方法含めたご提案が可能です。
詳細はお問い合わせください。
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FABCO 2023調査概要
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対象者
首都圏・京阪神
20-59歳
男女 -
サンプル数
9,908名
女性 6,204人 男性 3,704人 -
ブランド数
約380
女性 約220 男性 約160 -
<主要雑誌
約130誌
男女延べ -
主要
SNS/Digital Media
約200media
男女延べ -
主要商業施設
約70施設
首都圏・京阪神 - 調査時期
- 2023年8月4日~8月7日
- 調査手法
- インターネット調査
- 調査企画
- ㈱双葉通信社
- 実査
- ㈱マクロミル
*対象者は年間ファッション消費金額が5万円以上の首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、京阪神(大阪・京都・兵庫)在住の男女
*ブランドに関する設問は男性2グループ、女性3グループに分けて聴取
*回収サンプル数に性・年代別の人口構成比(総務省統計局_国勢調査)に合わせたウェイトバック集計を実施
FABCO 2023 サマリー
2023年5月、新型コロナ感染拡大に伴う行動制限がすべて解除されました。
生活行動がおおむねコロナ禍前に戻り、”コロナ明け直前”のワクワク感は沈静しています。
また1年以上続く円安傾向や、値上げラッシュによる生活コストの上昇が消費意識に影響しているようです。
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【ファッション消費動向】
- 値上げによる購入単価の上昇、男性は”いいもの志向”が影響か
- 「インターネット通販」が減少
- 価格帯やテイストに関わらず、韓国・日本のアイドルや有名スポーツ選手が着用したり、話題性のあるコラボに取り組んだブランドは、認知率・購入意向率が伸びる傾向
- 男女とも、「買ったことのないブランドや知らないブランドを買わないほう」の伸び率がトップ。ブランドのロイヤリティアップが重要に
- 男性の方がファッションに前向き。ファッションはカジュアルから「スーツ・ジャケットスタイル」へ。チャレンジしたい気持ちも
- 値上げや年収減の影響か、女性は「価格志向」。コーデに自信がなく、失敗せず割安な買い物をするため、SNSをよりどころに
- 特に男性は「SNS」の伸びが大きい。女性は前年並み
- 男女とも「SNS」と「店頭」の差が縮まっている
- SNSで事前に興味・共感をもち、購買は実店舗回帰する流れの中で、”店頭ならでは”の体験の充足がますます重要に
- 男女とも、「世の中で話題になっていることはとりあえず知っておきたいほう」がマイナス
- 「新しさ」「早さ」をただ追うより、フィードやタイムラインに現れる「自分の興味に紐づいた事柄」を見る方向にシフトか
- 女性はポップアップでの「商品との出会い」が増加。「今ここにしかないモノ、コト」の価値は高まっている
- 男性では4人に1人が「ショート動画」を好む
- 男性の情報接点はYouTube・Xがメイン。女性は「認知・興味・検索・購入・シェア」の全ファネルでInstagramが高く、次いでYouTube・X
- Pinterestは「知る・検索・購入」に寄与
男女とも世帯年収減、ファッションにかけるコストは上昇
ファッションアイテムの購入は「実店舗回帰」
ブランド認知・購入意向の伸びに寄与するのは「ひと」「コラボ」「アイコニックな商品」
男性は「スーツ回帰・いいもの志向」、女性は「おしゃれ迷子」。男女とも買い物は慎重
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【コミュニケーション動向】