「FABCO」とは?
当社では生活者約1万人を対象とした定量調査「FABCO (Futaba’s Assessment of Brands & Consumer)」を毎年1回、定期的に実施しています。「ブランド×メディア×生活者」をあらゆる角度から調査し、ファッション・ライフスタイル分野の「今」を把握します。
FABCOでわかるデータと活用例
- ブランド認知率・購入経験率・購入意向率
- ブランドユーザープロフィール
- 性年代別接触メディア分析(SNS・デジタル・雑誌)
- 商業施設利用者分析
- 生活者のファッション意識
上記のほかにも、お客様のニーズに合わせた分析の上、各種プロモーションへの活用方法含めたご提案が可能です。
詳細はお問い合わせください。
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FABCO 2022調査概要
-
対象者
首都圏・京阪神
20-59歳
男女 -
サンプル数
10,082名
女性 6,186人 男性 3,896人 -
ブランド数
約380
女性 約220 男性 約160 - 調査時期
- 2022年8月5日~8月9日
- 調査手法
- インターネット調査
- 調査企画
- ㈱双葉通信社
- 実査
- ㈱マクロミル
*対象者は年間ファッション消費金額が5万円以上の首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、京阪神(大阪・京都・兵庫)在住の男女
*ブランドに関する設問は男性2グループ、女性3グループに分けて聴取
*回収サンプル数に性・年代別の人口構成比(総務省統計局_国勢調査)に合わせたウェイトバック集計を実施
FABCO2022 サマリー
2022年は世界情勢悪化に伴う急激な円安の進行、物価高による値上げラッシュなどネガティブなニュースが続く中、3年ぶりに行動制限のない夏を迎えました。
イベントのリアル開催も復活し、キモチと行動は外に向いています。
コロナ禍を経て、ファッション情報との接点やファッション意識に変化もみられました。
女性の実店舗でのファッションアイテム購入率が上昇
- 駅ビル・ファッションビル/ブランドの直営店/ショッピングモールでの購入が増加
男女ともラグジュアリーブランドの認知がアップ。女性はドメスティックブランドも伸長
- 男女ともに伸びているのはポップアップやコラボが注目されたLOEWE/MARNI/THE NORTH FACE
ファッション意識の“サスティナブル化”が進行。高価でも長く使えるものを選び、大切に使い続けることを心がけるように
- 自分に似合うもの/流行に左右されない定番/長く使えるもの > トレンド
- 女性は付加価値の高いアイテムを求める傾向に
ファッションスタイルは「きちんとした服装」が今の気分
- 外出機会の増加に加え、巣ごもり時期のおうちファッションへの反動からか、男女とも“きちんと感のあるファッション”を求める傾向に
- “動きやすいカジュアルなもの”だけでは女性は購買に繋がらない
ファッション情報の接点として「店頭」「ヒト」のパワーがやや減速、「イベント/ポップアップ」は加速
- コロナ禍で実店舗以外からファッション情報を得ることに慣れたためか、店頭の重要度が低下。店頭で得られる情報・体験のバリューアップが必要
- “オシャレなヒトが身に着けていた”だけではブランド・商品に興味を持ちづらくなってきている。“そのヒトが身に着ける意味”も大事なのかもしれない
- ブランドのメッセージ・勢いを直接感じることができるイベントやポップアップに興味大で、積極的に足を運んでいる
SNS・動画配信の利用目的=「暇つぶし」+「知りたいこと・知らないことを“知る”ため」
- 何かを知ってもらうためのSNS活用は重要。ファネル別に効果的なプラットフォームも異なる
Pinterest×ファッション=相性がいい♡
- Pinterestのユーザー数はまだ伸びしろがあり、Pinterestでのファッション情報チェック率は高く、Instagramに迫る勢い